音楽の窓 Vol.7

音楽

2021年8月26日(木)

ついこの間 とある撮影に伺ったんですよ

朝4:30に起きて 眠い眼を擦って 電車に揺られて

最寄りに着いたその時、ふと何かに気付きました

……今日の撮影は上履きが必要なのだと

集合まであと40分 ここからは歩いて20分

どこかに買いに行く余裕はありません

急いで駅から目的地までの間

コンビニというコンビニを駆け回りました

1軒目……ありません 2軒目……ありません

3軒目……ありません 4軒目……ありません

もう予備の靴下を買えばいいかと思い始めました

5軒目……ありません 6軒目……ありません

もう見つからないかと諦めかけたその時

7軒目……ありません 8軒目……ありました!

……現れたのはもこもこのスリッパ

今日は真夏の暑さに包まれる屋内の撮影です

……仕方ありません 少し値は張りますが諦めて買いました

……一応?一応ね? 9軒目も覗いてみました

……クロックスあるやん なんならさっきのより安いやん

買ったら負けだと思って見ない振りをしました

意地を張らずに買えばよかったです

暑すぎでした

こんにちは!

kioi tv編集者 五月晴です!

さて、始まりました毎週連載音楽の窓

ここでは皆さんに音楽の新たな一面をお見せする記事を連載しています

是非ぜひ毎週チェックしてみてください!

前回紹介させていただいたテーマは

「夢」

上記リンクからページに飛べますので、こちらもどうぞ!

さてさて、今回は8月最後の更新

ということで!今回は特別回と題しましてテーマはずばり

「8月の歌」

8月といえばみなさんは何を思い浮かべますか?

海水浴、浴衣、花火、高校野球、etc、etc……

夏休みとして多くのイベントが集まるこの季節

今の時期は残りわずかな夏の暑さに寂しさを覚えます

そんなこの季節にこそ聞きたい名曲は数多くあります

その中から独断と偏見で6曲を厳選してプレイリストを作成しました!

今回はそちらから各曲を紹介します!

8月に聞きたいプレイリスト

さて、一曲目はSilent Sirenより八月の夜

気のせいかな  夏のせいかな 上がる体温

1ミリを縮めたい 君との世界を

出典:八月の夜/作詞作曲:すぅ

八月の夜のうだるような暑さ

緊張で上がる体温すら夏のせいにしてしまえば

あと一歩の君との距離も縮められるかもしれない

みなさんも一夏の恋に身を委ねてみては?

二曲目はMAGIC OF LiFEより線香花火

瞬いては消えゆく 線香花火の秒針を眺めて

流れ星のように 声を潜めて 限りある「今」が輝きだす

出典:線香花火/作詞作曲:高津戸 信幸

夜を仄かに照らす、明滅する火花

散り際には誰しもが息を呑んで見守ります

日本では古来から桜などには「散り際の美しさ」があると言いますが、

落ちて暗闇が包み込むあの一瞬に素晴らしさがあります

三曲目はPENGUIN RESEARCHより八月の流星

僕が恋した微笑みがこの先もずっと続きますように

君の隣が僕じゃなくても

さよなら 真夏のわすれもの 僕の願いは叶ったよ

ねえ 届かなくたってどうかどうか幸せに

出典:八月の流星/作詞作曲:堀江 晶太

幼い頃に君と見上げた流れ星

たとえ想いが届かなかったとしても、君が笑顔でいてくれればいい

純粋で健気な愛の形がそこにはあります

四曲目はSCANDALより打ち上げ花火

夏の星座が瞬いて 最後の花火が上がって

夜空に切なさが滲んで帰れない二人がいるよ

出典:打ち上げ花火/作詞:一色 徳保/作曲:一色 徳保 シライシ 紗トリ

祭りの最後にあがった一際大輪の花火

涙で滲んだ光が闇夜に溶けていきます

終わった後の静寂は寂しさを感じますよね

五曲目は乃木坂46より逃げ水

大事なものはいつだってあやふやな存在

手を伸ばしても 何も触れられない

出典:逃げ水/作詞:秋元 康/作曲:谷村 庸平

逃げ水とは蜃気楼

遠くに水があるように見えるが近付くとまたその先へ遠のいて見える現象

どれだけ追いかけても掴むことは疎か近付くことさえできません

サン=テグジュペリの「星の王子さま」にはこんな一節があります

「いちばんたいせつなことは、目には見えない」

あやふやで触れられないからこそ、

一度失うと取り戻すことのできない宝物なのかもしれません

最後の楽曲はZONEよりsecret base~君がくれたもの~

君が最後まで心から「ありがとう」叫んでいたこと知っていたよ

涙をこらえて 笑顔でさようなら せつないよね

最高の思い出を・・・

出典:secret base~君がくれたもの~/作詞作曲:町田紀彦

最後は「夏といえば」といえるほどに定番の一曲

突然の転校で離れ離れになる君と僕

別れは悲しく切ないけれど、いつまでも幸せな思い出にしたいから

涙を堪えて笑顔で見送ります

いつかまたここで会えますようにと

8月は夏の暑さのピークでありながらも、

秋を迎える準備としてなのかどこか寂しさを感じさせる季節です

そんな夏に音楽を添えて感傷に浸るのもいいかもしれませんね

みなさんも夏の思い出の一曲はありますか?

今回の連載はここまでになります!

次回は

「青春」

をテーマにお届けしますのでお楽しみに!

ではでは!

五月晴
(さつきばれ)
城西大学メディア学部所属 kioi tv編集者
梅雨の京都に生まれた理系大学生
広く深くをモットーに邦楽全般をこよなく愛している
好きなアーティストは[ALEXANDROS]、櫻坂46など
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