音楽の窓 Vol.8

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2021年9月8日(水)

2021年8月29日 伊那 GRAMHOUSE

とあるバンドがその活動に幕を下ろしました

その名はFAITH

長野県伊那市発のギャング・オブ・ポップ

モデルも務めるアカリ・ドリチュラーをボーカルに

爽やかな音楽とネイティブでポップな英詩が魅力的なバンドです

解散理由等については暗いものではなく、彼らなりに進むためのもの

ですが、このコロナの中 ライブに行く機会の少ない中での解散

1ファンとして悲しいものがありました

YouTube Liveでのラストライブの勇姿が今も目に焼き付いています

そんな彼らのラストライブでの言葉でとても大事な言葉があったんです

それがボーカルのアカリさんの言葉

「FAITHの音楽は消えることはないし、YouTubeでいつでも逢える」

一度幕を下ろした舞台はもう開かれることはないのかもしれません

ですが、インターネットが普及し、誰しもが気軽に音楽に触れられる現代

皆さんの心に さらに記録された動画に 音源に

様々な形で残り続けていきます

悪い面ばかりが取り沙汰されるインターネットも

案外悪くないのかもしれませんね

みなさんもぜひ彼らの音楽を聴いてみてください!

私はこれからもファンとして応援し続けていきます

FAITH! ありがとう!

こんにちは!

kioi tv編集者 五月晴です!

さて、始まりました毎週連載音楽の窓

ここでは皆さんに音楽の新たな一面をお見せする記事を連載しています

是非ぜひ毎週チェックしてみてください!

前回は

「8月の歌」

と題しまして特別会をお届けしました!

上記リンクからページに飛べますので、こちらもどうぞ!

さてさて、今回のテーマは

「青春」

みなさん 青春してますか?

青春とは、夢や希望に満ちた若い時代を人生の春に例えたものです

実は古代中国の陰陽五行思想が元になっていて、

青春・朱夏・白秋、玄冬で季節を表しています

日本での現代のイメージは夏目漱石「三四郎」

「考えるには、青春の血が、あまりにも若すぎる」

などに代表される表現が定着させたそうです

早い方は小学生から 多くは高校生の期間でしょうか

後から思い出すと少し苦かったり恥ずかしくなったり……

そんな経験こそが青春なのでしょうか

今回紹介するアーティストはそんな青春の1ページを切り取ったような歌を歌っています

そのアーティストとは

Shout it Out

Shout it Outはの2012年4月に結成された2人組バンドです

現在は解散されていて、今回扱う楽曲は4人時代のものであるので

4人で活動されていた時期のギターとベースのメンバーも含めてご紹介します

ボーカル・ギター山内 彰馬
ドラム細川 千弘
ギター露口 仁也
ベースたいたい(新川 大河)

みなさんは「閃光ライオット」「未確認フェスティバル」をご存知ですか?

「閃光ライオット」(以下閃光)とは

SCHOOL OF LOCK (以下SOL)やSony Musicなどが主催した

ティーンエイジロックフェスという謂わばバンドコンテストです

08年から14年までの夏に毎年開催されていたこのイベント

緑黄色社会GLIM SPANKYなど多くの人気バンドを輩出してきました

「未確認フェスティバル」(以下未確認)はその後継として19年まで開催されていたコンテスト

その記念すべき初回の15年の優勝者がShout it Outなんです!

大阪府堺市の高校の軽音楽部から始まった彼ら

13年4月には初の自主企画ライブを行い、

14年には「十代白書−頂上決戦2014–」というコンテストの決勝に出場します

これを皮切りに現役高校生ながら数多のロックフェス、コンテストに出場

その活動を本格化させていきます

15年からは活動の中心を東京に移し、

同年夏、見事未確認の初代グランプリに輝きます

その際手にした賞金はなんと100万円

彼らは応援してくれた人への恩返し、そして音楽シーンを盛り上げるためと

なんとその全額を注ぎ込んで同年10月に入場無料のフリーライブ

「NO MUCIC , NO TEENAGER」を開催します

閃光時代から考えても前代未聞となるこの賞金の使い方

多くの人の心を動かし、SOLや多くのWebニュースで取り上げられ

先輩バンドであるSHS’SBrian the Sunがゲスト出演を快諾するなど

結果として彼らの知名度を飛躍させるきっかけとなりました

ちなみに彼らの愛称の一つであるシャリラ

Mrs GREEN APPLEのボーカル 大森 元基さんが名付け親なんだそう

なんでも彼らは高校時代からプライベートで親交があるそうなんです

私はもう一つの愛称シャウトよりもシャリラの方がしっくりきますね……

みなさんはどっち派ですか?

さてさて、18年6月にその活動に終止符を打つまでの間

彼らが駆け抜け放ち続けた音楽は、今もなお多くの人の心を動かしています

俳優の須賀健太さんなどファンを公言する著名な方もいらっしゃるほど

そんな彼らの楽曲から青春の1ページを描き出した3曲を厳選してご紹介します!

さて、まずは14年4月にリリースされた光の唄から

夢を見るのは難しいのさ 周りの大人達のせいでさ

「もう子供じゃないんだよ」ってそんなの言われなくても分かってる

出典: 光の唄/作詞:山内 彰馬/作曲:露口 仁也

夢って理想のうちの追いかけている叶えたい姿で

はたから見れば幻想にしか見えないことだってあります

時には本人すらありえないと賢く諦めてしまいそうになる

それが夢なんですよね

でも、そんな幻を青い心のままで追いかけた先にこそ

あなたの道は広がっているのかもしれません

続いては15年5月にリリースされた17歳の一節

校庭に咲いた花が茜に染まる

見慣れた家路 四つ踵を鳴らす

出典: 17歳/作詞:山内 彰馬/作曲:露口 仁也

見慣れた校舎 見慣れた帰路 それは毎日の当たり前

夕暮れ時の住宅街の中、いつものように歩く二人の背中があります

実はこの写実性と郷愁の隣り合った歌詞にこそシャリラの魅力が詰まっています

人それぞれパッと聞いて何かしら浮かんだ景色があったはず

その光景はあなたのいつかの青春なのではないでしょうか?

最後に16年12月リリースのDAYSから

さまよい歩いたあの一歩も ちゃんと未来に向かっているんだよ

立ち止まって泣いた夜があったって 君はやめなかったろう?

出典: DAYS/作詞作曲:山内彰馬

葛藤して迷走して 一歩進んだと思ったら三歩下がっていて

時にはつまづいて動けなくなることもあります

でも諦めることなく悩み苦しんだ時間こそが

いつかの確かな一歩へと繋がっていくのです

若く、まだ何も知らない青い少年は

幼虫から変態していずれ羽ばたく蝶のように

凸凹で分岐だらけの道を歩き進んでいつか大人になります

青い間は心も弱く傷付くことも多いでしょう

ですが、その痛みこそがやがて綺麗な羽を広げるための養分となるのです

悩み苦しんでいるそこのあなた

あなたの青い春はまだこれからかもしれませんよ

Shout it Outは真っ直ぐで心の奥を揺さぶる歌詞が魅力のバンドです

現在は別々の道を歩まれている彼ら

バンドの解散はファンにとって悲しい出来事です

ですが冒頭のFAITHアカリさんの言葉のように

音楽は消えることはありません

いつまでもあなたに寄り添ってくれるのではないでしょうか?

今回の連載はここまでになります!

次回は

「別れ」

をテーマに楽曲をお届けしますのでお楽しみに!

ではでは!

五月晴
(さつきばれ)
城西大学メディア学部所属 kioi tv編集者
梅雨の京都に生まれた理系大学生
広く深くをモットーに邦楽全般をこよなく愛している
好きなアーティストは[ALEXANDROS]、櫻坂46など

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