「音楽の窓」vol.11 HoneyWorksと恋にまつわるエトセトラ

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2021年11月17日(水)

皆様お久しぶりです!
kioi tv編集者 五月晴です!

編集者の夏休みに加えて、個人として1ヶ月ほど有給をいただいていました
他の編集者の方々も夏休みから随時投稿に復帰しているので
自分も早く夏休み気分から抜けないといけないなと感じる今日この頃です

さてさて、改めまして
始まりました毎週連載音楽の窓
ここでは皆さんに音楽の新たな一面をお見せする記事を連載しています
是非ぜひ毎週チェックしてみてください!

また、今回から少し形式を変えてみました!
実験的な部分もあるのでまた変わるかもしれませんがよろしくです!

前回紹介させていただいたテーマは

「本音」

上記リンクからページに飛べますので、こちらもどうぞ!

今回のテーマは

「恋」

皆さんは「ダフニスとクロエ」という作品を知っていますか?
幼馴染のダフニスとクロエという少年少女がのどかなレスボス島の中で愛を育んでいく
そんな純愛を描いた恋愛小説です
この作品が著されたのは2世紀頃のこと
ロンゴスが書いたこの物語はのちにモーリス・ラヴェルがバレエ音楽の原作に用いられています
もしかするとこちらの方が有名かもしれませんね

そんな古の時代 もしかするともっともっと昔の時代から人々の間に存在しているもの
時には病と称されるほど、ヒトは熱に浮かされて我を忘れてしまいます
それがと呼ばれるものです
言葉や理性で説明できないほどに燃え上がるからこそ、昔の人はこれを病と言い表したのでしょう
皆さんはしてますか?

今回紹介するアーティストは青春のの1ページをありのままに描き出しています
そのアーティストとは

HoneyWorks

HoneyWorksは2010年に活動を開始したクリエイターユニットです

略称でハニワとも親しまれ、
様々なラブソングを作り上げ、多くの若者の共感を誘う彼ら
中高生を中心に絶大な人気を誇り、
私も中学生の頃にはクラスでよく誰かが歌っていたのを覚えています

メンバーはサポートメンバーも含めると多数に渡るのでここではメインメンバーの御三方をご紹介します

作編曲・プロデューサーGom/ゴム/洸斗
作編曲・プロデューサーshito/シト/使徒
イラスト・ムービーヤマコ

それぞれ個人としても歌い手やキャラクターデザインなど多岐に渡って活躍している彼ら

ニコニコ動画で活動していたGomとshitoがオリジナルボカロ曲を制作し
動画のイラストをヤマコに依頼したことがきっかけとなり、
2010年よりYouTubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトを中心に活動を開始しました

12年9月にはコンピレーションアルバムを発売

※コンピレーションアルバムとは
……特定のテーマやコンセプトに基づいて構成されたアルバムのこと
コンピやコンピ盤と呼ぶことも

13年7月にはテレビアニメ「BROTHRS CONFLICT」のOPテーマとして
「BELOVED×SURVIVAL」の作詞作曲を担当
歌は歌い手として活動しているGeroが担当し、初タイアップ

同年10月に小説「スキキライ」を出版するなど順調に活動を進め、

14年1月にベストアルバム「ずっと前から好きでした。」でメジャーデビューを果たします
オリコンアルバムウィークリーチャートで初登場4位を記録するなど、
デビューからその活動を活発化させていきます

同年5月にはソニー・ミュージックエンタテインメントSDグループ主催
全国区ボカロ&アニソン限定オーディション「ウタカツ!」にて
見事グランプリを獲得したCHiCOをボーカルに迎えて
CHiCO with HoneyWorksとしても活動を開始します

そして同年8月にテレビアニメ「アオハライド」のOPテーマとして
「世界は恋に落ちている」をCHiCO with HoneyWorks名義でリリース
CHiCO並びにHoneyWorksの名を全国区のものとする代表曲へと成長します

今回の記事ではCHiCO with HoneyWorksとして発売した楽曲もご紹介します!

そうして現在に至るまで数々の名曲を送り出してきたHoneyWorks
彼らのスタイルは歌い手やボーカロイドをボーカルにおいた形が多く、
様々なアーティストとコラボレーションしています

そんな彼らの楽曲の特徴は何といってもその切なさ
まるで青春の1ページを切り取ったかの様な楽曲たちは
中高生を中心に多くの共感を呼んでいます

さて、今回はそんな彼らの楽曲からにまつわる3曲を厳選したいと思います!

まずは一曲目は15年11月に投稿された世界は恋に落ちているから


春に咲いた花が恋をした
花は必死に上を向いて笑った

青い夏の蕾も恋をした
咲かない花と火薬の匂い

出典:世界は恋に落ちている
作詞作曲:HoneyWorks

この歌に登場する人物は3人
阿久津 要・桜井 岬・夏川 つぼみ
「春に咲いた花」「青い夏の蕾」とは登場する女の子のことなんです

岬とつぼみは友人同士
初めは要に恋をする岬と岬を応援するつぼみという関係だったが、
次第につぼみも要に恋をしてしまう

というこの恋物語
二人の友情と恋心がせめぎ合う切なくも可憐なラブソングです

皆さんは友達と同じ人が好きになったことはありますか?
恋は病というように突然 本人の意図しない瞬間にやってきます
それは自分の意思で制御し切れるものではありません
お互いが仲の良い友達でいられればいいものの
時には決裂を生むことだってあります
恋とはとても難しいものです

ちなみに……
結末は翌年16年に投稿された「恋のコード」を見ることで分かるようになっています
気になる方はそちらもどうぞ!

続いて二曲目は告白予行演習の一節

「嘘つきでごめんね
 ずっと前から好きでした」
声震えていても大好きを伝えたくて

出典:告白予行演習
作詞作曲:チョリスP

好きな気持ちを伝えることは簡単なことではありません
伝えてしまえば今の関係が壊れてしまう
好きになる程大切な人と離れ離れになることが
辛いことだというのは自明のことです

それでも勇気を振り絞って一歩踏み出した時、
幸せはそこにあるのかもしれません

最後にご紹介するのは東京サマーセッション

待ってる左手に
ほんの少し触れてみる
繋ぎたい繋ぎたいだけど
ポケットに隠れた

ほんとは気付いてる
ほんの少しで届く距離
繋ぎたい繋ぎたい本音
背中に隠すの

出典:東京サマーセッション
作詞:shito・Gom 作曲:Gom・oji

前半は男の子の思い 後半は女の子の思いが歌われています

両思いの2人はそうとは気付かずに恋に冒されています
ほんの少し勇気を出せば届く、あと僅か数センチ
ですが、そのたった数センチがやけに遠く感じるのです
そうして触れたい思いをポケットに、背中に隠して
また2人は歩みを続けていきます

恋は突風のように急速に過ぎ去ることもあれば
蝸牛のように焦ったくなるほど進まないこともあります
ですが、前に進んで後ずさって
少しずつでも歩を進められればいいのです

「恋は真に影法師」
とはシェイクスピアの残した言葉ですが
よく言い表したもので、追えば追うほど逃げてしまう
逆にこちらが逃げれば追いかけてくる
恋は駆け引きと言いますが、その塩梅が肝なのでしょう

恋に一度冒されて仕舞えば、
その病はしばらくの間体に巣喰って
時折表面に顔を出して悪さをします
如何に上手く恋と付き合っていくのか
永遠の難題なのでしょうね

HoneyWorksは青春をそのまま閉じ込めたかのような楽曲が魅力のアーティストです
また、様々な方がボーカルを務められているので
皆さんの好きな方が歌った楽曲もあるかもしれません
皆さんの恋にピッタリな楽曲を探してみてください!

今回の連載はここまでになります!
次回は

「失恋」

をテーマにお届けしますのでお楽しみに!

ではでは!

五月晴
(さつきばれ)
城西大学メディア学部所属 kioi tv編集者
梅雨の京都に生まれた理系大学生
広く深くをモットーに邦楽全般をこよなく愛している
好きなアーティストは[ALEXANDROS]、櫻坂46など

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