大会概要
青木半治杯中学校対抗銚子半島一周駅伝大会
銚子駅伝とは、今年で70回目を迎える中学校対抗の駅伝大会である。銚子市街地から外川、犬吠埼をめぐって早春の銚子半島を一周する、総延長15.8kmのコースを、関東各地の中学生が駆け抜ける。コースは8つの区間に分けられており、スタート地点から5区の地球の丸く見える丘展望館までの高低差は60m以上に及ぶ。選手達はタスキを繋ぎ、約1時間強でコースを走り抜く。当サイトでは、この銚子駅伝大会の様子をストリーミングサービスを用いてリアルタイムで中継する。
大会歴史
終戦後の混乱期である昭和24年、青木半治氏を筆頭に、銚子市内に集った陸上競技愛好者により協議会が開かれ、協議は「戦後の混乱した世相から、スポーツを通じて何事にも全力であたる気構えをつくろう」との意見で一致した。そして翌25年、千葉県立銚子商業高校陸上競技部が運営の中心となり、中学校対抗銚子半島一周駅伝の第1回大会が開催される。
第1回大会の参加範囲は、銚子市、海上郡、匝瑳郡、香取郡の16校が参加し、八日市場中学校が2時間26分19秒の記録で優勝した。以降回を重ねる毎に参加校も増加し、現在では80校を超える関東近県では最大規模の駅伝大会となっている。第42回大会より、当時日本体育協会会長であった青木半治氏より、本大会にカップが寄贈され、青木半治杯の名を冠することとなった。平成7年には日本陸上競技連盟創立70年記念式典に於いて、本大会が高く評価されている。
コースについては、例年問題となっていた国道356号線及び銚子大橋付近の渋滞を解消するため、第58回大会から数回に及ぶコースの変更が行なわれ、現在のコースとなっている。