みなさんこんにちは、筆者のむらさめです。
みなさんは衝動買いってしてしまうタイプですか?
筆者はお金に余裕があるとチラホラしてしまうタイプなのですが、それと言うのも『買わぬ後悔より買う後悔』と言うのが私の行動原理の一つとしてあるからなのです。
幸いなことに、今の所は買って後悔してるものに思い当たる節がないので、この選択は間違っていないのだと信じています。
今回ご紹介するキットも、金欠の最中に勢いで購入したキットです。
え?『何故お金に余裕があるときに買おうとしなかったのか』って…?
まぁそれも後ほど説明いたしますとも…
今回ご紹介するキットはこちら!!
『HG ガンダムプルトーネ』!!
前回(#3)の最後に書いた通り、せっかくの夏休みということで家に溜まった積みプラを供養するべく組み立てながらご紹介したいと思います。
ガンダムプルトーネは、機動戦士ガンダム00の外伝作品『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00F』に登場した機体です。
設定では、本編のファーストシーズンに登場した「ガンダムヴァーチェ・ガンダムナドレ」のテストベッドに当たる機体であり、本編に登場する『ある人物』の両親を事故死させてしまった悲劇の機体として描かれています。
テレビ本編には一切登場しない機体なので知名度はあまり高くはなく、立体や映像化に恵まれない機体でもありました。悲しい。
そして気になった方も多いのではないでしょうか?
今回紹介するキットは、前回までのサムネイル画像のようにカラーのパッケージではなく、単色のパッケージとなっています。
単色パッケージのキットというのは、主にバンダイのオンラインショップ『プレミアム バンダイ ホビーオンラインショップ』(通称:プレバン)での発売、またはイベント限定の商品のパッケージに用いられるものです。
今回ご紹介するガンダムプルトーネも、プレバンで2020年6月9日に予約が開始された限定販売品です。
ガンダムシリーズの中でも特に00シリーズが好きな筆者は、想定外の発表に驚きと感動を隠せませんでした。
プレバンの限定商品というのは店頭販売が無く、生産準備品のため数に限りがあります。
そのため予約の機会を逃すと、倍くらいの金額を叩いて中古で買うしかありません。
つまり金欠学生にとって、プレバンの限定品を後々買うということは、ほぼ不可能なのです!!
そんなわけで勢いで購入したこのキット、届いてから半年ほど眠らせていたので組み立てていきたいと思います。
説明書に記載されているランナー割りはこんな感じ。
それなりに数が多く、作りごたえがありそうという印象。
早速胴体から組み立てていきましょう。
胴体の一部はコアファイターのパーツとしても用いるため、コックピット部と背部は外しやすい構造になってます。
腕とのアタッチメントは、最近のキットでは共通規格となっているボールジョイントの凹側です。
続いて腕部を組み立てていきます。
腕関節は最新フォーマットに合わせて二重関節となっているため、バッチリ130度以上曲がります。
ただし、特徴的な肩パーツが干渉するため、正面へは90度程度しか曲げられないので注意です。
腕パーツは外部装甲部分が展開するギミックを持っています。
ビームサーベルを持つ時に干渉しないようにするための配慮も含まれてるんですかね?
肩パーツからは、ガンダムエクシアなどと同様に軟質のラバー素材が伸びており、特徴的なデザインをしています。
しかもプルトーネは片腕につき2つのラバー素材を使っています。豪華ですね…
同様の工程で右腕も組み立てていきます。
続いて頭部を組んでいきます。
せっかくなので、目元はシールを使わず、マーカーを用いて塗装することにしました。
今回使用したのは、ガンダムマーカー『ガンダムメタブルー』とペン先タイプのスミ入れペンです。
はじめにデュアルアイをマーカーで、乾燥後に目の隈をスミ入れペンで塗ります。
ある程度時間をおいて乾いたら、フェイスパーツを取り付けて頭部を組み立てていきます。
乾燥を待ってる間に、ガンダムの最も特徴的な部分とも言えるブレードアンテナを触っていきます。
ガンプラは安全面の関係から、ブレードアンテナの先端に『フラッグ』と呼ばれる膨らみを設けています。
そのまま組み立てても全く問題ないのですが、正面から見るとその膨らみが顕著に見て取れます。
これだと見栄えが少し悪いかなと思うので、今回は加工することにしました。
フラッグ部分をニッパーで大まかに切り落とした後、デザインナイフと800番前後のヤスリで整えていきます。
するとこんな感じに。
加工前と比較すると、目に見えて見栄えが良くなりました。
これをもう一方にも施し、次の工程に移ります。
シールを使うのが面倒になってきたので、ブレードアンテナの一部を塗装することにしました。
使うのは先ほど同様、ガンダムマーカーの『シャアレッド』を使いました。
はみ出た所は乾燥後、ティッシュに塗料の薄め液を染み込ませて丁寧に拭き取ります。
するとこんな感じに。
これでブレードアンテナの加工が一通り終わりました。
加工前と比較するとこんな感じ。だいぶ印象が変わったのではないでしょうか。
ブレードアンテナの加工をしている間にデュアルアイの塗装が乾いたので、頭部本体を組み立てていきます。
頭の中核パーツは横に伸びており、これが側面装甲の色分けにも一役買っています。すごい(小並感)
これにて頭部完成。
付属のシールもあるのですが、ほんの少し塗ってあげることで完成度を大きく向上させることが出来ました。
ひとまずこれで上半身のパーツが組み上がりました。
せっかくなので組み合わせていきましょう。
は〜〜〜〜〜〜〜〜?????
待って、もうこの地点でカッコいいんだが????
上半身を組んでみて、既に出来の良さに感動してます。
可動域も色分けも造形も、あらゆる点において高水準を叩き出しているぞ、このキットは…!!
これは早く…早く下半身も組み立てたい…!
ところですが、今回はここまでです(オイ)
いやね、実を言うとこの文章書いてるのが記事の〆切前日なんですよ。
主に頭部で色々と加工しちゃったもんだから、想像以上にタイムロスしてしまい編集に迷惑をかけてしまいました…
自分は組み立てるスピードが通常の3倍以上遅いので、完成まで漕ぎ着けようとすると多分最低でもあと1週間は必要となってしまうんですね…
そこで、今回はタイトルの通り『(前編)』とさせていただき、次回後半戦をやっていきたいと思います。
初の前後編となりますが、温かい目で見守ってくださると幸いです…
これで次回休載にでもなったら俺を桜の樹の下に埋めてくれ…
次回もお楽しみに。
むらさめ | 城西国際大学メディア学部所属 kioi tv編集者 アニメにプラモにカードゲーム、特撮やVTuberなど サブカル趣味を幅広く嗜むオタク。 芸能専攻だがひょんなことから記事を書くことに。 |