酒飲みの映画棚 7杯目〜夏の映画特集ドリンキング!!〜4

エンタメ

2021-08-27

こんにちは。kioi tv編集者のフィズです。

もう8月も終わってしまいますね。今年の夏は特に出かけることもできず、あっという間に過ぎ去っていった気がします。あ、でもおかげで観たいと思って溜めていた映画やアニメを一気に消化できました。そう考えると私的にはとてもいい夏が過ごせたのかもしれません。
皆さんはこの夏をどのように過ごされたのでしょうか。9月に入っても残暑や台風でムシムシした日々は続くと思いますが、健やかな生活を祈っています。

では、今週も元気にいきましょう。

夏の映画特集ドリンキング!!

一種類の飲み物をテーマに、3本の映画をご紹介するこの特別企画。
こちらは今週で一区切りとなります。
いやぁ、あっという間でしたね。新しい試みだったのではじめは苦労しましたが、なんとか4週全て投稿できて嬉しく思います。

さて、区切りを飾る8月4週目のテーマは「赤ワイン」でございます!

はて? 区切りに赤ワインとはwhy? となったそこのあなた。お気持ちお察しします。
特別感や有終を飾るというと、どちらかと言えばシャンパンの方がイメージしやすい方が多いのではないでしょうか。私もそう思います。

ですが、ここはあえて赤ワインをチョイスさせていただきます!
…ただ個人的な好みです。それだけです。

でもこの記事をきっかけに、ワインの奥深さに触れてみようと思う同志が生まれてくれればいいなと思っています。
何卒今回は、このテーマにお付き合いくださいませ。

というわけで今回は、赤ワインと一緒に楽しんでほしい映画達をご紹介しましょう。

バーレスク

(引用元:Netflix)
制作会社デ・ライン・ピクチャーズ
監督スティーブン・アンティン
上映時間119分
ジャンルミュージカルドラマ、ロマンス

Netflix dTV  Amazon prime video(字幕)

TSUTAYA、ゲオでもレンタルできます。店舗で確認してみてください!

〜あらすじ〜

歌手になる夢を抱くアリ。
彼女は夢を叶えるため、アイオワからロサンゼルスにやって来ました。
仕事を探してあちこち歩き回っていると、
バーレスク・ラウンジの非常階段で衣装を整えていた女性と目が合います。
アリは気になって恐る恐る入店してみることに。
ところが会場に入った瞬間、
豪華絢爛な舞台に思わず釘付けになってしまうのでした。

煌びやかな衣装、セクシーなダンス、歌姫の力強い声。これら美しい要素がぎゅっと詰まった映画がこの「バーレスク」です。バーレスクとは、言葉本来の「おどけた・茶化した」という意味を込めつつ色気を強調した、昔から嗜まれている大人向けのショーのことです。日本にもお店がありますし、バーレスクダンサーが個々の活動もしているみたいです。コロナ禍が落ち着いたら遊びに行ってみるのもいいかもしれません。
こういった少しマイナーな世界の話は、新たな知識を与えてくれますし、どんな世界にも一生懸命生きている人がいると改めて感じさせてくれるので好きなんです。皆さんもこの美しいパフォーマンスをするレディ達に注目してくださいな。そして、興味がわいた方はぜひご自身で調べてみるとさらにこの映画が楽しめると思いますよ。

作中には多くのお酒も登場します。その中に実は赤ワインも出てくるんです!残念ながらブランドまでは判別できませんでしたが…。探し物が得意な方やワインにお詳しい方は、目を凝らして探してみてください。

映画の情熱的な歌や踊りは、赤ワインにはぴったりでしょう。ワインカクテルにするのもいいですね。

そうです、ワインでもカクテルは作れるんです!

名前に愛らしさのある、キティというカクテルが似合うのではないでしょうか。某キャラクターではないですよ? 諸説ありますが、英語圏で子猫を表す赤ちゃん言葉がキティということから、子猫が舐めるほど飲みやすいという由来もあるそうです。
赤ワインとジンジャーエールを同量で割っています。アルコール度数も低めで見た目も爽やかなカクテルなので、老若男女問わず楽しめるカクテルだと思います!このカクテルを飲みながらアリが「I’m a Good Girl」という曲を歌うシーンを見ると、相乗効果で自分がとっても可愛く見えてきますよ。※効果には個人差があります

ベイビー・ドライバー

(引用元:GYAO!

Netflix U-NEXT Amazon prime video(字幕) Amazon prime video(吹替)

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〜あらすじ〜

青年ベイビーは、銀行強盗中の仲間を車で待っていました。
鳴り響くサイレン、走ってくる仲間、そしてノリノリの音楽。
仲間が車に乗り込むと、
ベイビーは天才的なドライブテクニックで次々とパトカーをかわしていきます。
そう、彼は逃がし屋でした。
しかし、これは彼が自ら望んだわけではないようで…?

私はこの作品を、2017年に公開されてから半年たたないうちに鑑賞したんです。当時はまだ映画にほとんど触れていなかったので、音楽とカーチェイスがこうもマッチするのかと衝撃を受けた記憶があります。もう序盤のじの字から鳥肌立ちまくりでした。
作品中、監督のエドガー・ライト氏が映画のアイデアに自信を持つきっかけとなったミント・ロワイヤルの「Blue  song」のMVが流れています。また、映画自体もウォルター・ヒル監督作品の「ザ・ドライバー」に影響を受けているようなので、気になった方は両作品をよーーーく見てみてください。
映像のスタイリッシュさやカーチェイスもかっこいい映画ですが、私はやはり音楽がこの映画を最大に引き立たせてくれていると思います。生活音と音楽が奏でるハーモニーが、私をノリノリにさせてくれるんです。イヤホンの付け外しに合わせて音楽の音量が変わるなど、常に音楽と共に進行していくところに注目してみてください。

ところで、赤ワインはアルコール度数が12%〜16%あり、調子に乗ると酔ってしまいそうな度数ですよね。ですが、お酒に酔っても車酔いしなければ全然問題ありません!もし泥酔が心配な方は、赤ワインに氷を入れると少し薄まりますし、飲みやすい口当たりにもなりますよ。

飲み物片手に、美しいドラテクに盛り上がりましょう!

グランド・イリュージョン

(引用元:dTV)
制作会社K/Oペーパープロダクツ
監督ルイ・レテリエ
上映時間116分
ジャンルクライム、アクション

Netflix Hulu dTV U-NEXT  Amazon prime video(字幕) Amazon prime video(吹替)

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〜あらすじ〜

マジシャンであるアトラス、マッキニー、ヘンリー、ジャックの4人は、
謎のタロットカードに導かれてあるアパートに集められました。
そこで彼らは、マジックショーの見取り図を見つけます。
仕掛け人に会うために、一年の準備期間を経て
彼らはラスベガスでマジックショーを開催しましたが…

どうしてこう、マジックというのはいつ見てもかっこいいんでしょうね。
特にこの作品は、ただマジックの披露を見るだけではなくアクション満載の逃走劇も見られるので、1つの作品で2度美味しいというのが魅力なんです。マジックというエンターテインメントなテーマをうまく取り入れた斬新な作品を思いっきり楽しんで欲しいですね。それと、皆さんにはこの映画の伏線の張り方にも注目していただきたいです。マジックと同様に実にさりげなく張られているので、回収時に衝撃を受けることでしょう。

次回作の「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」では、特別なスパークリングワイン“シャンパン”が登場します。今作が面白かったと思う人はぜひ次回作も鑑賞してみてください。

さて、赤ワインでじっくり鑑賞するのももちろん最高ですが、ひと手間加えてカクテルで楽しむのもまた一興かと思います。
花言葉のようにカクテルにもカクテル言葉が存在します。マジックはみんなを楽しませる「やさしい嘘」ということで、カーディナルなんていかがでしょう。赤ワインとカシスリキュールを4:1で混ぜたカクテルです。カシスを加えることで赤ワイン特有の渋みが少し和らいで、よりフルーティーさが増して美味しいですよ。

お好きにアクセントを加えて、赤ワインを味わいながら鮮やかなマジックに酔いしれてください!

酒飲みの余談

今回は「サンタ・ヘレナ アルパカ カルベネ・メルロー」という赤ワイン一本で全映画を紹介しました。初めて真剣に自分で選んだワインです!無難にミディアムボディにしてみましたが、まろやかな口当たりと謳っているだけあって渋みも気にならず飲みやすいワインでした。

↑私が購入したところだとこれ一本で547円。
とってもお手頃なのでワイン入門にもってこいです。

ワインを調べるようになって初めて知ったのは、赤ワインにはライトボディ・ミディアムボディ・フルボディと、渋みや口当たりの違いによって種類が分けられていることです。「え、ワインって甘み辛みの違いだけじゃないんだ!」とスーパーのワインコーナーで声を上げそうになりました。不審な人にならなくて良かったです。

ちなみに、ご存知の通りワインには白ワインも存在します。赤ワインに比べて渋みがほとんどなく、香りもあっさりしていて、多くの人に好まれる白ワインも捨てがたかったんです。それでも赤ワインを選んだのは、映画内でワインがグラスに注がれた時に、赤ワインの方が色で識別しやすいからです。まだまだ見習い登録を終えたばかりのペーペーには、グラスの形やボトルだけで見分けるのは激ムズなので…(お金貯めてワイン検定受けようかな)。

いつかはワインも詳しい酒飲みにランクアップしたいです。

いかがでしたか。
ワインの知識は乏しいですが、赤ワインの情熱的な色は以前から私を惹きつけてやみません。ぜひ一度は口にしてみて欲しいですね。

さて、次回からはまた通常の記事をお届けいたします。
再びこういった特別記事も突発的に行かもしれません。お楽しみに。

では、また別の映画紹介でお会いしましょう!

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フィズ城西国際大学メディア学部所属 kioi tv編集者
ホラーを中心に洋画・海外ドラマを愛する酒飲み
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