食材伝達チャレンジ 〜エスパークッキング〜

ファッション

ああ…

あああ…

ああああ…、不安だなぁ…。

これからの時代国際化が進んで、外国人の人たちと関わっていかなきゃいけないんだろうなぁ…。

2020年には東京オリンピックで外国人に道を尋ねられることが多くなるんだろうなぁ………。

そして、目的の料理を完成させるまで出られない部屋に、言語の通じ合わない人たちと一緒に閉じ込められたりするんだろうなぁ…。

言葉の通じ合わない人たち同士でどうやって料理を作ればいいんだ…………………。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あ!!


 
 
 
 
 
 
 
 
 
それなら言葉を交わさずに料理を作れるようになればいいんじゃない…?

 
テレパシーのように相手の脳内に直接イメージを送りつけて料理を作り上げる…。
というのはできないけど、食材だけで何を作っているかくらいはわかるんじゃない…………?
 
 
 
 
 
題して!
エスパークッキング!
 
 
 
ということで簡単な企画説明をいたします。
まず一人目が料理を考え、食材を買う。二人目が下準備をし、三人目が調理をする。
これだけ聞けばただ楽しんで料理をしているだけですが、二人目と三人目は何を作るかは知らされておらず、
それぞれ食材や下準備されたものから何を作るのか推理、想像してそれぞれ下準備と調理を行っていただきます。
理解していただけましたでしょうか…?

 
 
 
 
 
いうことで、私の友人の超能力が使えそうな三人に集まってもらいました。

 
 
 
 

一人目、タクヤ。
誕生日:3月23日
干支:辰
星座:牡羊座
好きな食べ物:干し芋
座右の銘:人生成り行き
好きな食べ物が干し芋で座右の銘が人生成り行き、といった我が道を往くタイプで、今回の企画だと少し不安になったのと、
料理経験が乏しく下準備と調理に自信がないため、工程の一番目である料理を考え、買い物をしてもらう役をしてもらいます。
 

二人目、ハル。
誕生日:3月18日
干支:辰
星座:魚座
好きな食べ物:ステーキ
座右の銘:一期一会
普段は弟と妹にとても優しいお兄ちゃん、今回は工程の二番目である下準備をしてもらいます。
好物はステーキということで、文字通り肉食系男子って感じがしますね。
 

三人目、カズマ。
誕生日:7月19日
干支:兎
星座:蟹座
好きな食べ物:ラーメン
座右の銘:百聞は一見に如かず
今回のメンバーで唯一料理経験豊富な彼、今回は工程の三番目である調理をやってもらいます。
果たして彼は目的の料理を作ることができるのでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
では、食材の紹介に移ります。
今回タクヤが買ってきた食材はこちら!

今回はこの食材を使って料理を三品作ってもらいます。
この記事を見ている皆様も何を作るのか考えながら読んでみてください。
(三品作ることは教えています)
では早速調理に移ってもらいましょう。

下準備担当のハル。(他の二人には別の部屋で待機してもらっています)
早速彼は下準備に移るかと思いきや

「この牛乳ってそのまま飲むやつ?俺このまま飲みたいんだけど」
 
と言われてしまい、少し先行きが不安になりました。
 
 
そんな彼が一番最初に手に取ったのはにんじんでした。

「とりあえずにんじん切るわ」
 

 

「ピーラーが無いから包丁で皮剥くしかないんだけど」
 
そういって危ない手つきで人参の皮を剥き始めました。ほんとにあぶない。
 
不安なまま人参を切るハルを見守っていると、切り方はバラバラですが、そんなに変な風にはなりませんでした。

 
 
 
その次にキャベツを手に取り、人参の時よりは安全そうな手つきでキャベツを切って、別のお皿に分け始めました。


「意外といいんじゃない…?!いけたわこれ」
 
その次にハルはトマトを手に取り

「この切り方であってる?!トマトってこの切り方でいいの?」
といいながらこのように切っていました。

そしてチーズを切っていました。


「このチーズ、なんかニュルニュルするんだけど」
 
大体不安になるようなことしか言わないので、普段料理をするのかどうか聞いてみました。
 

「普段は料理とか全然しない、俺は弟たちの子守役だから。」
面倒見のいいお兄ちゃんかよ。
 
その次に玉ねぎを手に取り、ザクザクっと切り、ポイポイと皿に乗せて一言。

 

「俺ダメだわ、何作るのかさっぱり思いつかないもん。」

「ごめん!カズマ!後は任せた!俺には無理だった!」
と言いながらキッチンから抜けて行きました。
あれ…?これでいいのか…?
 
 
 
どうしようもないので次の方に登場してもらいました。

調理担当のカズマ。ポーズから強キャラ感がにじみ出ていますが果たしてどうなるのか…?
彼は調理を始めると同時に
 

「何これ」

 

「いや、想像してたのと違うんだけど」

「玉ねぎ切りなおしていい?」
 
 
そう言うと彼は玉ねぎをみじん切りし始めました。

とても手際よく切り、素早く作業を進めていくカズマ。
彼がいる限り、この企画は良い方向へと進んでいくでしょう。
 
 
みじん切りした玉ねぎを油を敷いたフライパンに移し、ひたすら炒めて行きます。


「玉ねぎは飴色になるまで炒めて行きます」
 
 
同時進行でお鍋に水を張り、火にかけていきます。

 
 
水が沸き次第、野菜を入れて行きます。


「多分これはコンソメスープを作るはず」
 
 
玉ねぎが炒め終わったので一度他のお皿に移すカズマ。


「玉ねぎは一度他のお皿に移して、粗熱をとります」
 
 
野菜が煮終わったので“塩”とコショーとコンソメを入れ、味を整えます。

 
 
ここでカズマが一度スープの味見をしました。


「味、うっっっす」
 

「もうちょっと塩入れよう」
 

景気良くバサバサっと“塩”を入れていくカズマ、その手に握られているものをよく見ると「上白糖」


「あ」
 

「どおりで味が薄いわけだわ」
 
先ほどカズマがいればこの企画は良い方向へと向かうと感じましたが、少し不安になりました。
 


「今度こそ塩いれます」

 
塩を入れ、もう一度味見をするカズマ。

 

「うっま」
美味しいと言っていた彼ですが、小声で「ちょっと甘いけど」と言っていました。
 
ここでカズマは先ほどハルが切っていたトマトにチーズを乗せ、さらにそこにオリーブオイルをかけて…


「カプレーゼの完成です、本当はバジルがあればもっと美味しいけど、今回は無かったのでバジル無しでどうぞ」
次が最後の料理になります
まず卵を溶き

パン粉と牛乳を混ぜたものを用意します。

次にカズマはひき肉をパックから取り出し、ボウルに入れ、先ほど炒めた玉ねぎと一緒にこねて行きます。
卵とパン粉をほどよく混ぜて行き…。

 


「ハンバーグを作っていきます」
 
いい感じに敷き詰めたら

いい感じになるまで焼いて

余ったお肉の分も焼いて、出来上がり


「ハンバーグのソースを作る調味料がないので自然の味を楽しんでください」
 
買うのを忘れていました。
 
 
とりあえず食べてしまおう!


「いただきまーす」

 


「あ、おいしい」
 

「うまい」
 


「美味…。」
(彼はソルティライチを飲んでいます)
 
 
 
 
 
 
ところで皆さん、答えを知りたくないですか?
 
 
 

「そういえばそういう企画だったね」
 

「そういえばそうだね、答えは何?」
 
 
 
 

「今回私が買ってきた食材、それらから作られる料理は………」

「………………。」

「はよ」

「なんと!コンソメスープ、カプレーゼ、ハンバーグでした!!」
 

まさかの正解に、一番不安そうな表情だったハルもにっこり満足げな顔をしていました。
 
 
 


「美味………。」

(彼はソルティライチを飲んでいます)
 
 
 
 
 
 

でもやっぱり外国の人達とも仲良く料理ができたら楽しいですよね、せめて英語が使えるようになったら色々と楽しいんじゃないでしょうか。
やはり英語の勉強は大事ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の企画はここまで。
それではまた、どこかで。
 

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