映画、ドラマの現場で仕事をしたいと思ったことないでしょうか?
誰でも映画・ドラマを観たことはあるかと思いますが、映画がどんな人たちによって私たちに届けられているのかはあまり知られていません。
映画業界にはどんな仕事の種類があるのでしょうか?
監督
映画といえば真っ先に思い浮かぶの監督ではないでしょうか。
監督の役割は「映像演出」と「俳優演出」になります。
どんな映像にするか、どんなカメラワークやカット割りにするか、俳優のより良い演技を引き出します。
監督は映画のあらゆるパートに方向性を示すこと、そしてプロジェクトを推進し、クオリティに責任を持つのが役割となります。
助監督
助監督は文字通り、監督をサポートするのが仕事です。
具体的にはチーフ、セカンド、サードと分かれており、チーフは日々の撮影スケジュールを作り、セカンドはエキストラの動きや衣装の管理を行います。サードは美術、装飾の原稿やカチンコを打ったりと仕事は多岐に渡ります。
プロデューサー
映画やドラマを企画し、予算や公開計画を立てるプロジェクトの総責任者です。
映画・ドラマを作るにはお金がかかります。
監督が作品のクオリティに関する責任者だとすれば、プロデューサーはお金についての責任者です。
脚本家
映画の設計図となる脚本を執筆する仕事です。
オリジナル脚本を書いたり、原作を映画に合うように脚本化することもあります。
発想力や文章執筆の構成力だけでなく、プロデューサーや監督の要望を聞き、それに応えていく調整力も必要になります。また脚本家を入れず、監督が脚本を書く場合もあります。
撮影、照明、録音部
カメラを扱い撮影する撮影部、光を操りリアルを再現する照明部、音声の収録をする録音技師といった技術スタッフが脇を固めます。それぞれ専門的な知識、経験が必要となり、作品のレベルを上げます
美術・装飾、小道具・衣装・ヘアメイク・特殊メイク
映画の世界を自然に見せたり、時には作品のテーマやキャラクター性を強めることにも貢献するパートです。
美術部、装飾、小道具部は絵に映る物を全て用意していきます。リアルに再現できるよう、年代や素材を細かく調べて作り上げていきます。
衣装・メイク部はキャストのキャラクター性を強めます。衣装やメイクの特徴によってキャラクターのイメージが変わる重要な部署になっています。
俳優部
皆さんが映画・ドラマで見る俳優の方たちです
最後に
映画やドラマの作品内では映らないですが沢山のスタッフが動いて一つの作品を作り上げている事がよく分かりますね。
今回は撮影現場でのスタッフを紹介しました。他にも様々なスタッフが携わって一つの作品が世の中に公開されています。映画を見る楽しみも良いですが、1本の作品を作り上げる楽しさや、自分が携わった作品が世の中に公開されて広がっていく楽しみもまた良いと思います。
ぜひ観るだけでなく、自分も作る側で作品を作り上げてみてはいかがでしょうか?
コメント